「看護師辞めたい、でも何から始めればいいかわからない」
大学病院で3年間働いていた元ナースのりなも、最初はそう思っていました。夜勤明けに「もう無理」と思いながら、スマホで求人だけ見てまた寝る日々。でも正しい順番で10のステップを踏んだら、登録から92日目に異業種の正社員内定が出ました。

この記事では、看護師辞めたい20代が実際にやるべきことを全部話します。体験談・数字・具体的手順つきで、読んだその日に動き出せる内容にしました。
【この記事でわかること】
- 看護師辞めたい20代が最初にやること
- 未経験転職を3ヶ月で決めた10ステップの全手順
- 看護師経験をビジネス言語に翻訳する方法
- 転職エージェントの正しい選び方と使い方
- よくある失敗パターン3つと回避法
まず知っておくべき:20代看護師の転職市場での立ち位置
「看護師しかやってきたから、異業種なんて無理では?」と思っていませんか。実際は逆です。転職エージェントに聞いたところ、20代の看護師は異業種転職市場でかなり優遇される属性だと言われました。
看護師が転職市場で有利な3つの理由
- ポテンシャル採用の対象年齢:20代は「これから育てる」前提なので未経験でも内定が出やすい
- ハードな職場で生き延びた実績:夜勤・緊急対応・多職種連携をこなしてきたストレス耐性は一般企業の採用担当から見ると「すごい」レベル
- 離職率の高い看護師業界=「辞める理由」が明確:「夜勤がつらかった」は誰でもわかる理由なので面接官に伝わりやすい
厚生労働省の調査では、2022年度の看護師の離職率は11.6%。業種を問わず人手不足の今、企業側は「20代で伸びしろがある人材」を積極的に採用しています。看護師であることは弱みではなく、むしろ強みです。

看護師辞めたい20代がやること10ステップ【完全手順】
ステップ1:「辞めたい理由」を言語化する(所要時間:30分)
転職活動の一番最初にやること。それは「なぜ辞めたいのか」を紙に書き出すことです。理由によって選ぶべき転職先が変わります。
辞めたい理由 → 向いている転職先の例:
| 辞めたい理由 | 向いている転職先 |
|---|---|
| 夜勤が体につらい | 日勤のみの一般企業・事務・営業 |
| 人間関係が最悪 | 個人作業が多いIT・データ系・在宅ワーク |
| 給料を上げたい | IT・営業(インセンティブあり)・外資系 |
| 精神的に限界 | まず休職 or 療養→その後ゆっくり転職 |
| 看護師の仕事自体が嫌 | 全業種対象・何でもあり(一番自由) |
ステップ2:転職の「軸」を3つだけ決める(所要時間:1時間)
「土日休み・年収300万以上・残業月20時間以内」など、絶対に譲れない条件を3つ決めます。全部叶えようとするとキリがないので3つに絞る。これがブレずに転職を進めるコツです。
私が決めた3つの軸:①夜勤なし ②年収310万以上 ③残業月15時間以内。この3つを守ったうえで、どんな仕事でも受ける、というスタンスで活動しました。
ステップ3:看護師経験をビジネス言語に「翻訳」する(所要時間:2時間)

一般企業の採用担当は「バイタル測定」「申し送り」「多職種連携」という言葉を知りません。看護師経験をビジネス用語に翻訳することで、面接で伝わる自己PRができます。
| 看護師の言葉 | ビジネス言語への翻訳 | 活かせる職種 |
|---|---|---|
| バイタルサイン測定・記録 | 定量データの収集・管理・記録業務 | 事務・データ管理 |
| 申し送り | チームへの情報共有・引き継ぎ業務 | 全職種 |
| 多職種連携(医師・薬剤師等) | 他部署・専門職との調整・折衝業務 | 営業・コーディネーター |
| 患者・家族対応 | クレーム対応・顧客との信頼関係構築 | 営業・CS・接客 |
| 夜勤・緊急対応 | 高プレッシャー環境での冷静な判断と実行 | 管理職・リーダー職 |
| インシデントレポート記載 | 問題発生時の原因分析・再発防止の文書化 | 品質管理・企画 |
ステップ4:転職エージェントに登録する(今すぐ・5分)
ここからが本番。一人で求人サイトを眺めているだけでは動けません。転職エージェントに登録すると、非公開求人へのアクセス・書類添削・面接対策・企業交渉まで全部無料でやってもらえます。
看護師から未経験転職を目指す20代に特に向いているのが第二新卒エージェントneoです。第二新卒・若手に完全特化したエージェントで、未経験OK求人が豊富。私が実際に使って内定をもらったのもここです。担当者がゼロから転職活動の進め方を教えてくれました。
ステップ5:最初の面談(キャリア相談)を受ける
エージェントに登録すると1〜2日以内に面談の案内が来ます。最初の面談は「転職相談」なので、まだ辞めると決めていなくても大丈夫です。私は「辞めるかどうか迷っている」という状態で面談を受けました。
面談で伝えることのポイント:
- 辞めたい理由(正直に話してOK)
- いつまでに転職したいか(「3ヶ月以内」など)
- 決めた転職の軸(ステップ2で決めた3つ)
- 気になっている職種があれば(なくてもOK)
ステップ6:求人を見て「興味がある職種」を絞り込む
エージェントから紹介される求人を10〜20件見てみましょう。「これなら働けそう」と思う職種が3つくらい見えてきます。
看護師から転職しやすい職種トップ5と、年収・残業の目安:
| 職種 | 転職初年度年収 | 残業時間/月 | 未経験のしやすさ |
|---|---|---|---|
| 一般事務・OA事務 | 250〜320万円 | 5〜15時間 | ◎ 非常に入りやすい |
| 営業職 | 300〜400万円 | 20〜35時間 | ○ 人柄重視で未経験OK多数 |
| IT(インフラ) | 300〜380万円 | 10〜25時間 | ○ スクール経由で未経験OK |
| カスタマーサポート | 250〜300万円 | 5〜10時間 | ◎ 接遇力がある看護師は即戦力 |
| 医療・製薬系事務 | 280〜350万円 | 10〜20時間 | △ 知識が活かせるが求人少なめ |
ステップ7:職務経歴書・履歴書を作る
エージェントのサポートを使いながら、ステップ3で翻訳した「ビジネス言語」で職務経歴書を作ります。看護師の職務経歴書で最も大切なのは「専門用語を使わないこと」です。
「なぜ看護師を辞めるのか」の答えはこう作ります:
NG:「夜勤が辛かった」「人間関係が嫌だった」(後ろ向きに聞こえる)
OK例:「大学病院での3年間で患者さんとの信頼関係を築く力を培いました。今後は医療という枠を超え、より多くの人の課題解決に携わりたいと考え、貴社の〇〇職を志望しました」
ステップ8:応募・書類選考(並行して5〜10社)
書類選考通過率は一般的に30〜50%。だから最初から5〜10社に並行応募するのが普通です。1社ずつ丁寧に応募しているとなかなか前に進みません。
第二新卒エージェントneoは20代に特化しているので、未経験でも紹介してもらえる求人が豊富です。また、JAICも並行登録しておくと「書類選考なし・面接確約」の求人にアクセスできるので安心です。
ステップ9:面接対策をしっかりやる
看護師からの異業種転職で面接必出の質問:
- 「なぜ看護師を辞めるんですか?」
- 「未経験ですが、この仕事をできると思う理由は?」
- 「看護師の経験は何が活かせると思いますか?」
この3問への回答を事前にエージェントと一緒に作り込んでおけば、面接の8割は乗り越えられます。私は模擬面接を3回やってから本番に臨みました。
ステップ10:内定後の条件確認・退職手続き
内定が出たら、入社日・給与・勤務条件を必ず書面で確認します。口頭の約束は後でひっくり返ることがあります。
退職の流れ(看護師の場合):
- 内定承諾後、退職の意思を直属の上司に口頭で伝える
- 退職届を提出(退職日の1〜3ヶ月前が一般的)
- 業務の引き継ぎ書を作成
- 有給消化の交渉(残っている有給は全部取る権利があります)
- 退職・入社
りな自身の転職タイムライン(大学病院→一般企業事務職)
| 時期 | やったこと | 状態 |
|---|---|---|
| 0日目 | 第二新卒エージェントneoに登録(JAICにも同日登録) | まだ辞めるか迷っていた |
| 3日目 | エージェントとキャリア面談 | 転職の軸が決まった |
| 2週間後 | 履歴書・職務経歴書完成 | エージェントに添削3回 |
| 3週間後 | 7社に並行応募 | 書類通過4社 |
| 1ヶ月後 | 面接スタート | 模擬面接3回やってから本番へ |
| 2ヶ月後 | 3社から内定 | 条件比較して1社に絞る |
| 92日目 | 内定承諾・退職手続き開始 | 第二新卒エージェントneoの紹介で一般企業の事務職に決定 |

よくある失敗パターン3つと回避法
失敗1:「辞めてから転職活動」をやってしまう
在職中より収入がゼロになる焦りで条件を妥協しやすく、空白期間が長いと面接でも聞かれます。在職中に動き始めるのが鉄則。夜勤明けの日や休日を使って面談・面接を入れましょう。
失敗2:転職サイトだけで活動する
一人で転職サイトを眺めても「自分のどこが強みか」「なぜ看護師を辞めるか」を言語化するのは難しい。無料で使えるエージェントに登録して、プロに伴走してもらうのが最短ルートです。
失敗3:「転職先が決まってから辞める理由を考える」にする
面接で「なぜ辞めるのか」を聞かれて答えられないのは致命的。ステップ7で書いたような「前向きな退職理由」を事前に作り込んでおきましょう。
看護師辞めたい人によくある質問(FAQ)
Q1. 看護師を辞めたら後悔しますか?
私は後悔ゼロです。ただし「なぜ辞めるのか」と「どこに転職するか」を明確にしてから動くことが大切。「なんとなく辞めた」だと転職先でも同じ問題が出ます。辞めたい理由を言語化してから動きましょう。
Q2. 看護師辞めたいけど怖いです。どうすればいい?
「怖い」の正体は「転職後にうまくいくかどうかわからない不安」です。転職エージェントに登録して情報収集するだけなら0円・リスクゼロ。辞めると決めなくていいので、まず情報を集めに行くだけでOKです。
Q3. 年収が下がるのが怖いのですが…
転職直後は下がることが多いです(私も約70万円ダウン)。ただし夜勤手当を除いた実質年収で比較すると差は小さい場合も。1〜2年で昇給・副業収入でカバーできる見通しが立てば、そこまで問題ではありません。
Q4. 転職エージェントは何社登録すればいい?
2〜3社が適切です。1社だと紹介求人が偏る。4社以上だと管理が大変になる。「とにかく転職したい」なら第二新卒エージェントneo+JAICの2社。「やりたいことが分からない、自分の強みも見えない」という人はアサインの無料キャリア診断を先に受けるのがおすすめです。
Q5. 転職活動はどのくらいの期間かかりますか?
在職中に動いた場合、平均2〜4ヶ月が目安。私は92日(約3ヶ月)でした。「3ヶ月で決める」という目標を立てて動くと集中できます。
Q6. 看護師から完全未経験でITに転職できますか?
できます。特にインフラ(サーバー・ネットワーク)はプログラミング不要で、看護師が得意な「手順通りに正確にこなす力」が活きます。ネットビジョンアカデミーなどの無料スクールを経由すれば、就職率99%でIT転職が可能です。

まとめ:最初の一歩を踏み出せるかどうかが全て
「看護師辞めたい」と思いながら動けない日が続くのは、本当にもったいないです。私も1年以上そのまま過ごしてしまいました。
この記事で紹介した10ステップは、全て無料でできます。転職エージェントへの登録は5分・面談は1時間・書類作成は2〜3時間。今日からやれば、3ヶ月後には新しい職場で働いている自分がいます。
まず登録だけ。それだけで十分です。