看護師の転職活動はいつから始める?ベストなタイミングと準備スケジュール
りな看護師の転職は、タイミングひとつで選べる求人の数も転職の成功率も大きく変わります。何も考えずに動き出すと、希望に合う求人が少なかったり、退職でトラブルになったりすることも。
この記事では、看護師にとってベストな転職タイミング、月別の求人傾向、そして具体的な準備スケジュールを解説します。
看護師が転職するベストなタイミングはいつ?
結論:入職のベストは4月か10月
看護師の入職タイミングとして最も多いのは4月入職と10月入職です。その理由は以下のとおりです。
4月入職がおすすめな理由:
- 年度替わりで受け入れ体制が整っている
- 新卒と一緒に研修を受けられる場合がある
- 人員計画の中で中途採用枠が最も多い
- 同時期の入職者が多く、仲間ができやすい
10月入職がおすすめな理由:
- 上半期の退職者の補充で求人が増える
- 4月ほど忙しくなく、丁寧に教えてもらいやすい
- 冬のボーナスを受け取ってから前職を辞められる
- 1〜2年目:早期離職と見なされやすいが、合わない環境に無理に留まる必要はない。第二新卒向け求人もある
- 3〜5年目:即戦力として最も市場価値が高い時期。選択肢が広い
- 5〜10年目:リーダー・主任候補として評価される。年収アップ転職がしやすい
- 10年目以降:管理職ポジションや専門性を活かした転職が可能
ボーナス支給後の転職が賢い選択
金銭面で損をしないために、ボーナスを受け取ってから退職するのが合理的です。
- 夏のボーナス:6月〜7月支給 → 7月末〜8月退職 → 9月〜10月入職
- 冬のボーナス:12月支給 → 1月〜2月退職 → 3月〜4月入職
月別の求人傾向と転職活動の動き方
求人が多い時期と少ない時期
看護師の求人数は、時期によって明確な傾向があります。
| 月 | 求人数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1月 | 多い | 4月入職に向けた求人が本格化。年明けに転職を決意する人も多い |
| 2月 | 非常に多い | 4月入職の求人がピーク。選択肢が最も多い時期 |
| 3月 | 多い | 駆け込み求人もあるが、良い求人は埋まり始める |
| 4月 | やや少ない | 年度始めで採用が落ち着く。ただし補充求人が出ることも |
| 5月 | 少ない | GW明けから動き出す人が増え始める |
| 6月 | やや多い | 10月入職に向けた求人が出始める。ボーナス後の転職を見据えて |
| 7月 | 多い | 夏のボーナス後に退職者が出るため、補充求人が増加 |
| 8月 | やや多い | 10月入職に向けた求人が本格化 |
| 9月 | 多い | 10月入職のラストスパート。下半期の人員計画に合わせた求人 |
| 10月 | やや少ない | 下半期スタートで採用が落ち着く |
| 11月 | やや多い | 翌年4月入職を見据えた早期求人が出始める |
| 12月 | やや多い | 冬のボーナス後に動く人を見越した求人が増加 |
りな転職準備スケジュール|入職までの理想的な流れ
ここでは4月入職を目標にした場合の理想的なスケジュールを紹介します。10月入職の場合は、6か月前倒しで考えてください。
6か月前(10月):情報収集・自己分析
- 転職の目的・希望条件を整理する(勤務地、診療科、給与、勤務形態など)
- 看護師転職サイトに2〜3社登録する
- アドバイザーと面談し、自分の市場価値を確認する
- 希望条件に合う求人をリサーチし始める
5か月前(11月):求人選定・書類準備
- 気になる求人をピックアップする
- 履歴書・職務経歴書の作成に取りかかる
- アドバイザーに書類の添削を依頼する
- 応募先の病院・施設の情報を詳しくリサーチ
4か月前(12月):応募・面接
- 書類選考に応募する(複数の求人に並行応募がおすすめ)
- 面接対策を行う(想定質問の準備、模擬面接)
- 面接を受ける
- 可能であれば職場見学を申し込む
3か月前(1月):内定・退職交渉
- 内定をもらったら条件(給与・勤務形態・配属先)を確認
- 条件交渉がある場合はアドバイザーに依頼
- 内定を承諾したら、現職の上司に退職の意思を伝える
- 退職届を提出する
2か月前〜退職日(2月〜3月):引き継ぎ・退職
- 業務の引き継ぎを行う
- 有給休暇を消化する(事前に計画を立てておく)
- 退職書類を受け取る(離職票、源泉徴収票、雇用保険被保険者証など)
- お世話になった方への挨拶
- 新しい職場の入職準備(必要書類の用意、通勤経路の確認)
転職のタイミングで迷ったときの判断基準
「今すぐ転職すべき?もう少し待つべき?」の判断ポイント
転職を迷っている方は、以下のチェックリストを参考にしてみてください。
今すぐ動いたほうがいいケース:
- 心身の不調が出ている(不眠、食欲不振、出勤前の動悸など)
- ハラスメントを受けている
- サービス残業が常態化していて改善の見込みがない
- 明確にやりたい看護の方向性が見えている
もう少し待ってもいいケース:
- 入職1年未満で、まだ業務に慣れていないだけの可能性がある
- 一時的な人間関係のトラブルで、異動で解決する可能性がある
- 転職の目的や希望条件が明確でない
- 資格取得や経験を積むことで市場価値が上がる見込みがある
在職中に転職活動するべき?退職してからがいい?
結論として、在職中の転職活動がおすすめです。
| 在職中 | 退職後 | |
|---|---|---|
| 収入 | 途切れない | 無収入の期間が発生 |
| 精神面 | 焦りが少ない | 長引くと焦りが出る |
| 時間 | 限られる | 自由に使える |
| ブランク | なし | 長期化するとマイナス評価のリスク |
在職中は時間の制約がありますが、転職サイトのアドバイザーが求人探し・面接日程の調整・条件交渉を代行してくれるので、忙しい看護師さんでも無理なく転職活動を進められます。
りな転職準備で最初にやるべきこと
ここまで読んで「転職しよう」と思った方に、まず最初にやっていただきたいことをまとめます。
ステップ1:転職の目的を書き出す
「なぜ転職したいのか」「転職先に何を求めるのか」をノートやスマホのメモに書き出してみましょう。頭の中で考えるだけでなく、言語化することで、転職の軸がクリアになります。
ステップ2:希望条件に優先順位をつける
すべての条件が完璧な職場は存在しません。「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」に分けておくと、求人選びで迷いにくくなります。
条件の例:
- 勤務形態(日勤のみ・二交代・三交代)
- 通勤時間
- 年収の最低ライン
- 診療科・施設の種類
- 教育体制の充実度
- 残業の少なさ
ステップ3:転職サイトに登録する
情報収集だけでもOKなので、まずは看護師専門の転職サイトに2〜3社登録しましょう。アドバイザーとの面談を通じて、自分の市場価値や希望に合う求人の有無がわかります。登録したからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。
りな